老人ホームの入居期間が決まっているって聞いたんだけど本当?
高齢になるとお世話になる方が多い老人ホームですが、最近は施設が多いのでその選択に迷う人も少なくはありません。施設を選ぶ時は、さまざまな条件を基準にすることがあります。
施設の規模、家賃、サービス、地域など色々な基準がありますが、その中には入居期間を条件にしている方もいます。
老人ホームの入居期間はどのようになっているのでしょうか?
老人ホームの入居期間は、すべての施設で同じように決まっているわけではありません。特別養護老人ホームや介護付有料老人ホーム、軽費老人ホームは、基本的に期間の定めなく住める施設が多い一方、長期入院や費用未払い、介護状態の変化によって退去が必要になる場合があります。契約前に、退去条件や住み替えの有無を必ず確認することが大切です。
施設の選択について
老人ホームを探す時、実際に住める期間を気にしている方も多いことでしょう。
終身型の施設を希望する人も少なくありませんが、その場合は終身利用権など、基本的には入居期間の定めがない施設を選ぶ必要があります。
老人ホームの数も多いのですが、施設によっては入居期間が定まっているところもありますので、注意しなければなりません。入居期間の定めがある場合、数週間から数ヶ月間の短期利用を目的とした施設やサービスが該当します。 契約が満了すると退去しなくてはいけません。
しかし、高齢になると体が弱くなりますので、転居が困難になる場合が多いのです。
そのような点もしっかりと考慮して、老人ホームを選択してください。
入居期間について
年を取ると介護が必要になる方も多いのですが、介護が必要になった時、施設を変えることなくそのまま住み続けることができるのが、介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)です。
介護老人福祉施設は、介護保険制度が制定される前は特別養護老人ホームと呼ばれていました。そのため、現在でも「特養」と省略して呼ばれることがあるようです。
介護老人福祉施設は、身体上あるいは精神上著しい障害があり、常時介護が必要となる高齢者専用の施設です。入居できる方は、要介護3、4、5に認定された方で、入居できる期間は原則的に終身です。しかし、入居した後に一定期間の入院など、施設を離れる事態が生じた際には退去させられる場合があります。
そして、民間の施設としては介護付有料老人ホームがあります。介護付有料老人ホームは、ここ最近急増している施設です。介護老人福祉施設の待機者が多いこともあり、介護付有料老人ホームへの入居希望者は年々増えています。入居できる期間は原則終身ですが、介護老人福祉施設と同様、一定期間入院するなど施設を離れる場合は退去させられる場合があるのです。
また、軽費老人ホームも人気があります。こちらの施設は低額な料金が魅力的です。入居期間は特に決まっていないのも特徴的です。
最近は一人暮らしのお年寄りが増えてきており、住居として福祉施設を選択する人も少なくありません。
施設の数は多くありますので、自分に合った施設を選択するようにしましょう。
老人ホームの入居前に確認したいこと
老人ホームを選ぶとき、契約書に「終身」と書かれていても、そのまま住み続けられるとは限りません。長期入院時の扱い、要介護度が上がったときの対応、費用が払えなくなったときの契約解除条件は、施設ごとに異なります。
特別養護老人ホームでは、入院後おおむね3か月以内に退院の見込みがあれば、退院後に再入所できるよう配慮されます。ただし、入院が長引くと居室を維持できない場合もあります。
健康型有料老人ホームでは、原則として介護が必要になった時点で退去が求められます。住宅型有料老人ホームは、外部の介護サービスを利用しながら住み続けられる場合があります。
有料老人ホームでは前払金を支払う契約も多く、入居後3か月以内に契約を解除した場合は、実費を除いた金額が返還されるのが一般的です。
入居前には、重要事項説明書で以下の項目を確認しましょう。
- 退去条件
- 住み替えの有無
- 看取り対応の可否
- 前払金の返還条件
- 介護度が重くなったときの追加費用
- 長期入院時の居室の扱い
本人の状態が変わったときに同じ施設で暮らし続けられるのか、家族も一緒に確認しておくと安心です。
