全国初のケアラーを支援する条例が提案　埼玉県議会

埼玉県議会にて、ケアラーの孤立化を防ぎ支援する条例「ケアラー支援条例」が提案された。ケアラーとは身近な人や家族を対象に、無報酬で介護あるいは介護をしている人たちの総称。地域内でケアラー同士が連絡を取りやすい枠組みを作り、孤立による介護疲れを軽減することがねらい。近年、埼玉県は国内でも屈指の早さで高齢化しており、また核家族の多さから介護支援の必要性が訴えられていた。ケアラー支援は全国的にみても初の取り組みであり、モデルケースとして成立が期待される。