1. 神戸市の老人ホームならネオケア
  2. お役立ちコラム
  3. 脚気(かっけ)の症状

脚気(かっけ)の症状

脚気(かっけ)の症状

脚気は、手先や足先が麻痺したり下肢の浮腫があったりなどの症状が典型で、病状が進行してしまうと最も重症のケースでは呼吸困難に至る心不全なども起こす可能性があります。日本では戦前、多くみられた病気で「亡国病」と呼ばれ恐れられ、また、江戸時代には「江戸患い」と呼ばれていました。多かった頃には、年間で2万5千人もの人が脚気が原因で亡くなっていました。

長い間、原因も分からず病原菌説、中毒説などの他に白米食説も唱えられていましたが、その後、栄養学が進んで脚気の原因はビタミンB1の欠乏症であることが分かりました。原因がビタミンB1の欠乏と分かってからは、発生は減少して今ではほとんどみられることはありません。

しかし、現在でも食生活の悪い偏った食事をしている若い人の中には脚気、あるいは脚気の予備群の人たちが存在していると言われています。身体がだるい、疲れやすい、そのような症状がある人は、ビタミンB1の摂取不足かもしれません。ビタミンB1は、胚芽精米や玄米、豚肉、ウナギ、大豆、えんどう豆などに多く含まれているので、意識して摂るようにしましょう。

ビタミンB1不足が起こりやすい食生活に注意する

脚気は過去の病気と思われがちですが、現代でも食生活が偏るとビタミンB1が不足しやすくなる場合があります。特に、インスタント食品や菓子類、清涼飲料水、アルコールに偏った食生活が続くと、必要な栄養を十分に取れないことがあります。白米や麺類などの糖質を多く取る一方で、ビタミンB1を含む食品が少ない食事にも注意が必要です。

疲れやすさやだるさはさまざまな原因で起こりますが、食事内容を振り返るきっかけになります。主食だけで済ませず、豚肉や大豆製品、豆類、玄米、胚芽精米などを組み合わせると、栄養バランスを整えやすくなります。

毎日の食事でビタミンB1を取り入れる工夫

ビタミンB1を意識して摂るには、特別な食事を用意するよりも、普段の料理に取り入れやすい食材を選ぶことが大切です。たとえば、豚肉を使った野菜炒め、豆腐や大豆を加えた味噌汁、玄米や胚芽精米を混ぜたご飯などは、日常の食卓に取り入れやすい方法です。

ウナギはビタミンB1を多く含む食品として知られていますが、頻繁に食べにくい場合もあるため、身近な食材を無理なく続けることを意識しましょう。食欲が落ちているときや疲労感が長く続くときは、栄養不足だけで判断せず、体調の変化として医療機関に相談することも大切です。

  1. 神戸市の老人ホームならネオケア
  2. お役立ちコラム
  3. 国際モダンホスピタルショウとは?