保団連の緊急調査結果、新型コロナにより8割の病院が減収
全国保険医団体連合会は、新型コロナ感染拡大による医療機関への影響を明らかにするため緊急調査を行って結果を発表した。それによると、4月の保険診療の収入が前年同月に比べ減少した医療機関は全体の85.3%であった。診療科別では、小児科、耳鼻咽喉科、眼科、整形外科の4科で「減った」が9割を超え、なかでも耳鼻咽喉科と小児科では3割以上の減収が70%前後を占めた。自由記載欄には「この傾向が今後数カ月続くと、職員の給与、賞与などに影響する」などの声があったという。