老人ホーム(介護施設)を出されてしまうときってどんなとき?
終の棲家としてやっと見つけた老人ホーム、できればずっと住み続けたいものです
しかし様々な事由によって、退去を余儀なくされることもあります。
せっかく入居した老人ホームを出されてしまう理由について見てみます。
・料金の問題
苦労して見つけた有料老人ホーム、しかし入居した後に残念ながら退去してしまうことも少なくありません。
退去に至るトラブルの中でも多くなっているのが、料金に関するものです。
例えば月額の利用料金が改定されたことが原因で、料金が支払えなくなった時に契約解除されることもあります。
金銭についてのトラブルを避けるには、老人ホームに入居する前に、提供されるサービスなどを良く確認しておくことが大切です。
事前に支払うもの、また入居した後に別途必要な費用がないのか、ある場合いくらかかるのをしっかりと把握しておいてください。
老人ホームで提供される食費は、入院や外泊などでたとえ施設の食事をとらない場合でも、施設の維持管理費や人件費などは必要です。
食費についてはすべての費用が発生する場合、一部負担がある場合、何も発生しない場合があります。
これは各老人ホームによって異なってきますので、事前に確認しておいてください。
さらに治療食や介護食、特別食などがある場合、毎月の利用料金に加算される場合もありますので注意しておいてください。
・病状の悪化にも注意が必要
老人ホームを出されてしまう理由として、他には病状の悪化も原因に挙げられています。
退去に関してのものは、例えば認知症の症状がひどくなったので退去を要求されたケースがあります。
認知症の程度かひどくなると、他の入居者にも迷惑がかかります。
また昼夜関係なく医療行為が必要になるケースもあり、一定の要件に該当すると余儀なく退去させられる場合も出てきます。
老人ホームによって退去条件も変わってきますが、入居する前に契約書や説明書をよく確認しておくことが大切です。
退去要求にはそれなりに理由かありますので、施設に入居した後は他人に迷惑をかけないことが大切です。
病状が悪化した場合、他の施設に移転する場合もありますので説明をよく聞いておいてください。
老人ホームには認知症患者もたくさんいますが、介護スタッフが足りないとサービスも行き届かなくなります。
そのため施設に入居する際は、介護サービスの内容もよく確認しておくことが大切です。
老人ホームでは、入居後余儀なく退去を命じられる場合もあります。
そのため入居する側も、「一度有料老人ホームに入居すれば、最後まで面倒を見てもらえる」、という考えはあまり持たない方がよいかもしれません。
神戸老人ホーム紹介センター